
チャンネル登録者数33万人越えのYouTuber※の「犯罪学教室のかなえ先生」のあるポストが、121万回も表示されたそうです。
※https://www.youtube.com/@KanaeVCriminologist 2025年12月1日閲覧

そのポストはこちらです。
「ただ君が不快に思っただけの話を、公の問題かのようにデカい主語を使って『問題行為』として糾弾する癖、そろそろ直した方がいいよ」
https://x.com/towanokanae1984/status/1994937175990022524 2025年12月1日閲覧

この投稿を拝見して、私は「大きな主語で語る傾向」はどこから生まれているのだろうと考えました。

その一つの背景として、大手メディアの”客観的”といわれている報道姿勢があるのではないかと思います。

どれほど「客観性」を重んじているように見えても、結局は何を取り上げ、何を取り上げないかという取捨選択の段階で、編集側の主観が必ず入り込むと感じています。

ところが、ニュースとして整えられた原稿は表面上とても客観的に見えるため、その背後にある主観的な選択が見えにくくなり、視聴者はあたかもそれが“現実そのもの”であるかのように受け取ってしまいがちです。

この「主観があるのに、客観に見える構造」こそが、メディアの大きな問題点ではないでしょうか。

そうした報道姿勢の影響を受けて、「大きな主語で物事を語り、他者を糾弾する人々」が生まれているのだと、私は思いました。

また、私自身が運営している「たしょまの報道」も、これまで大手マスメディアのスタイルを参考にし、いわゆる“客観的”な動画作りを心がけてきました。

しかし、今回の件をきっかけに、その姿勢を見直すことにいたしました。

今後は、私、たしょま自身の主観をしっかりと提示する動画作りに切り替えていこうと思います。
2025年12月1日 タイトルを修正。
2025年12月6日 タイトルを修正。
2025年12月6日 動画の挿入。


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